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Education

教育・保育の内容

「お勉強がさかんな園ですか?」⁠と、見学でよく聞かれます。いいえ、真ん中にあるのは、あそびです。あそびの土台の上に、和太鼓や礼法、1日20〜30分の日課活動がどうつながっているか、ご覧ください。

Three Pillars

教育の三本柱

子どもたちの未来の幸福を願い、豊かな人間性を培う。すべての活動の土台になる、3つの柱です。

ホールで真剣な表情で和太鼓の練習をする園児たち

01

知・情・体を育む

あたま(知)こころ(情)・からだ(体)⁠は、別々には育ちません。あそびと1日20〜30分の日課で、まるごと育てます。

広い園庭であそぶ子どもたち

02

のびのびとあそぶ

じぶんのそび、集団のあそび。夢中であそび込む時間が、子どもの「内なる力」⁠を引き出します。

花まつりで、花で飾った花御堂の誕生仏に手を伸ばす園児と保護者

03

美しいこころを育む

曹洞宗 芳全寺由来の仏教的環境のなかで、季節の仏教行事や伝統礼式を通して、感謝と思いやりのこころを育てます。

Foundation

あそびが、土台です

朝の自由あそびからはじまる、せんだんの一日。なぜ「あそび」⁠をいちばん大切にするのか——その理由から、お話しさせてください。

「やってみたい」「もう一回」「いっしょにしよう」。子どもの心からふれる声と、夢中になっている表情を、毎日の保育の真ん中に置いています。

子どもには、生まれつき
「3つのもっと」があります

もっと動きたいもっと語りたいもっとつながりたい

抱っこして高い高いをすると、キャッキャッと手足をバタバタさせます(もっと動きたい)。まだ話せないのに「あー、うー」⁠とお返事をします(もっと語りたい)。そっと手をにぎると、きゅっと握り返してくれます(もっとつながりたい)。誰かに教わったわけでもないのに、赤ちゃんは生まれたときから、この3つの願いを持っています。

この3つの「もっと」⁠に応えてもらえたとき、子どもはよろこび、生きることに前向きになります。

0〜6歳は、脳が大人のおよそ80%まで育つといわれる、一生でいちばんの成長期。この時期の育ちを後押しするのは、特別な訓練ではなく、「楽しい」「毎日繰り返す」「みんなと一緒」——つまり、あそびそのものです。だから、せんだんの一日は「たっぷりのそび」⁠と「あそびの延長のちいさな日課」⁠でできています。

そして、あそびには「じぶんの」⁠と「みんなの」⁠があります。ひとりではできないことが、みんなとならできる。みんなとできることは、やがてひとりでもできるようになる。せんだんの合言葉「じぶんのそび、集団のそび」⁠は、この行き来を大切にすることばです。

Movement / Language / Rhythm

動き・ことば・リズム

3つの「もっと」⁠に毎日応える形が、1日20〜30分の日課です。「動き」「ことば」「リズム」——名前はしくみ、中身は全部そびです。

※ せんだんの先生たちが参加する研究会・研修については「学び続ける先生たち」をご覧ください。

Movement

動き

体を使う楽しさ

毎朝の運動ローテーションで、鉄棒や跳び箱に少しずつ挑戦します。「できた!」⁠の積み重ねが、しなやかで丈夫な体と、挑戦する心を育てます。

Language

ことば

ことばで伝える安心

絵本やお話をたっぷり聞いて、漢字かな交じりの「漢字絵本」⁠にも年間5冊親しみます。ことばで気持ちを伝えられる安心が、あそびも仲間関係も広げていきます。

Rhythm

リズム

リズムで心が整う

歌と合奏、そして年長が受け継ぐ「蟠龍太鼓」。リズムにのって体を動かすうちに、心が整い、表現する楽しさが育ちます。

See in Action

動画で見る、3つの柱

そびの延長として、子どもたちが「動き」「ことば」「リズム」⁠にどう取り組んでいるか、動画でご覧いただけます。各テーマ2本ずつ。◁▷で切り替えられます。

動き:運動ローテーション

毎朝の積み重ねで育つ、体力と挑戦する心。

ことば:伝える・表現する

ことばを交わし、相談しながら形にしていく、運動会の看板づくり(4歳児)。

リズム:歌と合奏、蟠龍太鼓

年長児が心を一つに打つ、せんだん伝統の和太鼓。

Daily Rhythm

毎日のちいさな積み重ね

1日のうち、ほんの 20〜30分。朝のそびのあとに、3つの柱から少しずつ。「お勉強」⁠ではなく、毎日の生活のリズムとして取り組んでいます。

日課活動で、先生がカタカナのフラッシュカードを掲げ、子どもたちが声を合わせて読む様子。黒板には今日の日付・天気と計算が書かれている
日課活動の一コマ。フラッシュカードに、日付・天気・かず——テンポよく、声を合わせて

子どもが育つのを、待つこと。

毎日の保育は、自由あそびを中心に組み立てています。日課のなかでは、子どもたちが好きなところから、できるところから一緒に。子どもがその気になる瞬間を、せかさず、ていねいに、見守っています。

1日の中の比率(めやす)

  • ・自由あそび(朝・午後) … 1日の中心
  • ・季節の歌・絵本の読み聞かせ … 短時間
  • ・日課活動(動き・ことば・リズム) … 20〜30分
  • ・集団あそび・主活動 … 長め
  • ・給食・お昼寝(年齢による) … 適宜

例えば、せんだんの和太鼓。音楽の活動に見えますが、子どもの中では、腕をふりあげる全身の動き、仲間と呼吸を合わせるドキドキ、リズムをきざむかけ声——全部が一つにつながっています。あたま・こころ・からだは、別々には育ちません。総幼研ではこれを「全面発達」⁠と呼んでいます。

毎日の日課で、育てたい3つのこと

  • ① いきいきとした身体感覚
    よい姿勢もリズムも、教え込みではなく「こうすると気持ちいい」⁠という感覚から身につきます。
  • ② 声でつながる信頼感
    みんなで声を合わせるうちに、自然と目が合い、仲間の存在を感じあいます。
  • ③ 集中する楽しさ
    「覚えさせる」⁠のではなく、「楽しいから夢中になる」。その集中そのものを大切にします。

「デジタルの時代に、なぜ手や体を使う日課を?」

知識や情報は、これからますます簡単に手に入ります。でも、その多くは画面の中の出来事です。実際に見て、さわって、声に出して、体で確かめる——そうやって世界と出会った経験こそが、子どもの「生きる力」⁠の土台になると、私たちは考えています。子どもを「便利な道具の使い手」⁠にするのではなく、「自分の体と感覚で世界を生きる人」⁠に育てたい。だからせんだんは、手と体を使う毎日の日課を、これからも大切に続けます。

小さい頃からの毎日の積み重ねでの集団行動や学習、身体を動かす、音楽などを通して、苦手意識を持たずに挑戦する心がついてきていると思います。自然や季節を通した取り組みも、子どもにとってかけがえのない経験ができるのでありがたい気持ちです。

うめ組(3歳児)保護者・令和6年度(在園保護者アンケートより)

4 Elements of Play

あそびには、4つの入り口

真似して、繰り返して、やってみて、深めていく。子どもが夢中になっているとき、この4つが必ず顔を出しています。

模倣

真似して楽しむ

「学ぶ」⁠の語源は「真似ぶ」。先生や友だちの動きを真似るところから、すべてのそびが始まります。運動ローテーションも、最初は真似っこから。

反復

繰り返して楽しむ

「もう一回!」⁠は、成長のサイン。毎日繰り返すことで安心と自信が生まれ、つぎの「やってみたい」⁠につながります。

挑戦

やってみる

鉄棒も、跳び箱も、蟠龍太鼓も。できる・できないではなく、「やってみよう」⁠と思えた気持ちそのものが宝物です。

探究

深める

「なぜ?」「どうして?」⁠に、先生は答えを教えるのではなく、いっしょに調べて、いっしょにおどろきます。

「あそびの4要素」⁠は、せんだんが参加する総合幼児教育研究会(総幼研)⁠の考え方です。

Features

特色ある5つの教育

和太鼓、礼法、絵画造形、運動あそび、食育。毎日の保育のなかで、せんだんが大切に続けてきた活動です。

生活発表会の舞台で蟠龍太鼓を披露する年長児

蟠龍太鼓

和太鼓

せんだん幼稚園を象徴する活動が、年長児が受け継ぐ和太鼓「蟠龍太鼓」⁠です。仲間と呼吸を合わせ、体いっぱいに響きを感じながら、心を一つにする経験を重ねます。練習の成果は、運動会や生活発表会の晴れ舞台で披露します。

礼法の時間に正座して作法を学ぶ園児たち

美しい所作とこころ

礼法

お寺に併設された園ならではの、礼法の時間。茶道や作法にふれながら、「ありがとうございます」「いただきます」⁠を美しい所作とともに身につけます。年度の終わりには、卒園を迎える年長児が「お別れ礼法」⁠に臨みます。

絵の具をつかって絵画製作に取り組む園児

自由な発想を、形に

絵画造形

見て、触れて、つくる。季節の素材や絵の具をつかい、自由な発想を思いきり形にします。作品は保育室や廊下に飾り、お互いの「いいね」⁠を伝え合います。

ホールでマット運動などの運動あそびを楽しむ子どもたち

しなやかで丈夫な体

運動あそび

かけっこ、マット、とび箱、一輪車。毎日の運動あそびで、のびのびと体を動かす楽しさを味わいながら、しなやかで丈夫な体をつくります。

「食事の3色分け」のボードを使って、栄養士が子どもたちに食育指導をする様子

食といのちを学ぶ

食育

3名の栄養士が自園厨房でつくる、あたたかい給食。いちご狩りやじゃがいも掘り、稲刈りなどの収穫体験を通して、食べ物といのちのつながりを体いっぱいで学びます。

Programs

正課のプログラム

普段の保育時間のなかで取り組む、せんだんならではの学びのプログラムです。

スイミング

年中・年長

専門コーチと屋内プールへ。水あそびから泳ぎまで、楽しく体を育てます。年長は年8回、年中は年7回行います。

英語レッスン

年少〜年長

専門講師による英語レッスンを保育時間内に行います。歌やそびを交え、フォニックスのテキストをつかって楽しく英語の音にふれます。

漢字絵本

年少〜年長

年間5冊の絵本に親しみます。3歳以上のクラスでは漢字かな交じりの「漢字絵本」⁠をつかい、あそぶように自然とことばの世界を広げます。

ことばと作法

年中

専用のテキストをつかって、美しいことばづかいと所作を学びます。礼法とつながる、せんだんならではのプログラムです。

※ 実施回数や内容は年度により変わることがあります。教材費などくわしい費用は 入園説明会でご案内します。

After School

課外教室

保育時間のあとに、希望されるお子さまが参加できる4つの教室です。

和太鼓クラブ

童楽鼓(どうらく)

卒園児を中心とした和太鼓クラブ(月・水・木の週3回)。年長児から「童楽鼓ジュニア」⁠として加入できます。

園内活動のため、お申し込み・お問い合わせは園へ

英会話教室

EAC英語学院

年少〜年長を対象とした英会話教室。新入会クラスは4月スタートで、随時入会もできます。

外部委託のため、詳しくは運営元へ

音楽教室

ヤマハ音楽教室

個人レッスンの音楽教室です。

お問い合わせは暮田商会(0285-82-2611)へ

体操教室

SOスポーツ

園ホールで月2回程度行う体操教室です。

外部委託のため、詳しくは運営元へ

※ 童楽鼓をのぞく課外教室は外部委託のため、料金・レッスン内容は各運営元へ 直接お問い合わせください。

Always Learning

先生たちが、学び続けています

一人の先生だけで考えず、全国の仲間と研究を続け、研修・公開保育で学び合っています。お子さまの成長を、広い支えの輪のなかで見守ります。

園内研修で、マイクを手に研究発表をする先生
園内研修での研究発表
写真と付箋を並べた模造紙を囲み、グループワークで話し合う先生たち
グループワークで保育を語り合います
子どもの姿を書いた付箋を模造紙に貼りながら分析する先生たちの手元
子どもの姿を付箋に書き出して分析

認定こども園せんだん幼稚園は、全国の幼稚園・保育園・認定こども園が集まる「総合幼児教育研究会(総幼研)」の会員園です。

総幼研は昭和59年(1984年)⁠の発会から40年以上つづく幼児教育の研究組織で、国内外の約200園が加盟し、3万人を超える子どもたちが同じ考え方の保育で育っています。

その中心にあるのが「知・情・体」⁠——あたま・こころ・からだのことです。人間としての基礎は幼児期の生活体験のなかで育まれるという考えから、特別な訓練ではなく、あそびと毎日の生活リズム(動き・ことば・リズム)⁠をとおして子どもの育ちを支えます。早くから成果を求める「お勉強」⁠ではなく、子どもが自分から学びたくなる環境をつくる教育です。

せんだんの先生たちは、この研究会の研修や公開保育で全国の仲間と学び合い、その知見を毎日の保育に無理なく取り入れています。お子さまの様子を、担任ひとりではなく複数の視点で見守れる環境です。

総幼研宣言(1984年)。幼児は、科学的にも実践的にも、人間としての諸能力を、最も豊かに内蔵し最も著しく発達することが明らかにされた。従って、われわれ幼児教育にたずさわる者は、「知・情・体」の調和のとれた教育環境を整え、「動きとことばとリズム」を基調とした、最も適切な経験を与え、活発な活動を繰り返し展開して、幼児の全面発達に全力を尽くすことをここに宣言する。

この宣言のとおり、めざすのは「早くできる・はやく分かる」⁠ではありません。外からは見えない、「何だろう」「楽しいな」「やってみたい」⁠という子どもの内側から湧いてくる気持ち——せんだんが「内なる力」⁠と呼んでいるもの——を育てることです。その効果は、脳科学者による研究調査でも確かめられています(2012年 篠原菊紀先生・2014年 柳沢弘樹先生)。

そして総幼研の先生は、「教える人」⁠ではなく、子どもと共に生きる人。知識を教え込むのではなく、子どもと共に熱中し、かつ冷静にその育ちを見守る。せんだんの先生たちも、この「心がけ」⁠を胸に、毎日子どもたちと向き合っています。

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園での1日

この教育が、登園から降園までの一日にどう流れているかをご紹介します。

まずは、園を見にきてください。

見学・入園のご相談は、お気軽にどうぞ。