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綿毛とローマ字と桜の枝、学びが遊びに混ざる週

2026.05.30

綿毛とローマ字と桜の枝、学びが遊びに混ざる週

風薫る5月も終わりに近づき、園庭の緑が一段と濃くなってきました🌿 放課後、外へ飛び出した子どもたちが、教室で覚えたばかりの言葉を手に、思いがけない発見を重ねた一週間でした。

教科書の言葉が、園庭でよみがえる

園庭の隅で、たんぽぽの綿毛を見つけた子どもたち。指先でそっと触れて「ねえ、ふわふわだよ」と声が弾みます。息を吹きかけると、白い綿毛がふわりと風に乗って散っていきました。しばらくすると、国語の教科書で読んだ話を思い出したのか、「綿毛を飛ばして殖やそうよ」と相談が始まります。教科書の中の言葉と、手のひらの綿毛が、一本の線でつながった瞬間でした。

たんぽぽの綿毛に息を吹きかける手元
たんぽぽの綿毛に息を吹きかける手元

おやつの「ごちそうさま」の後は、そのまま宿題へ。1年生の国語のプリントに、ひらがなを一文字ずつ丁寧に書いていきます。文章問題では、指先で行をたどりながら何度も読み直し、分からないところは職員にヒントをもらったり、自分で教科書を開いて調べたり。答えにたどり着くまで、諦めずに向き合う横顔がありました。

宿題のプリントに向き合う横顔
宿題のプリントに向き合う横顔

強い風の翌日、園庭にはたくさんの折れた枝が落ちていました。拾い集めていると1年生の子どもたちも加わり、おしゃべりが弾みます。「この枝、ローマ字のYみたい」「こんに長いのもあるよ」——形をアルファベットに例えたり、「これはけやきじゃないよ、桜の枝だよ」と木の種類を見分けようとしたり。ただ拾うだけの時間が、いつの間にか観察の時間になっていました。

拾った枝を見せ合う子どもたち
拾った枝を見せ合う子どもたち

学びとあそびの間に

教室で覚えた言葉が、園庭の景色を読み解く道具になっていく。綿毛も、ローマ字も、木の名前も、机の上だけのものではなく、目の前の世界とつながっているのだと、子どもたち自身が見つけていくようです。学びとあそびの間に線を引かないこの時間に、考える楽しさの芽を感じます。

放課後の園庭は、今日も小さな発見でにぎやかです。子どもたちがどんな言葉を持ち帰り、どんなあそびに変えていくのか。来週もそっと見守っていきたいと思います🌱

また来週、待っています
また来週、待っています

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