
梅雨の季節を迎え、雨の音が近くに感じられるようになりました。☔ この一週間、キッズせんだん児童クラブでは、隣にいる誰かへそっと気持ちを向ける姿が、いくつも見られました。
こぼれた時、手が先に
おやつの時間のことです。飲み物をこぼしてしまった子がいました。すると、それに気付いた周りの子が雑巾を持って来て、一緒に床を拭いたり、転がったコップを拾ったり。何も言われなくても、手が先に動いていました。片付けが済むと、今度はおやつのおっとっとから大きい形と小さい形を見つけて、『先生見て、親子だよ』と友だち同士で見せ合い、甘くにぎやかな時間が続きました。

隣にいる子と
外あそびの時間には、1年生の女の子が園児に『一輪車やろうよ』と声をかけました。『先生、メリーゴーランドやるから見てて』と、その場でくるりと回ろうと何度も挑みます。なかなかうまく回れません。それでも『もう一回やろう』と、園庭でペダルをこぎ直しました。やがてすっと回れたその時、そばで見ていた園児と顔を見合わせ、笑顔がこぼれました🎠

宿題を終えた後は、読書の時間です。友だちと並んで座り、同じシリーズの本を開いて『これ強いんだよ』と言葉を交わしたり、お気に入りの歴史漫画にじっくり見入ったり。周りがにぎやかでも、その集中は途切れません。1年生は一文字ずつ指でなぞりながら、声に出して、友だちと一緒に物語を追っていました。

誰かがこぼした時に手が動くのも、うまく回れない友だちのそばで『もう一回』と立ち上がるのも、隣の子の様子が見えているからこそ生まれる姿です。学年の違う子や園児と過ごす放課後が、こうしたやりとりを自然に呼んでいるのだと感じます。
隣にいる誰かに、そっと気持ちを向けられた一週間でした。放課後のこんな時間を、これからも子どもたちと重ねていきたいと思います。梅雨の合間、どうぞご自愛くださいね🌱

