
夏休みが始まりました。蝉の声が元気に響く毎日ですね。🎐
学校の時間割から離れて、この一週間の児童クラブでは、一つのものをじっと見つめる時間がゆっくりと続きました。
調べる、記録する
朝の読書の時間、一人の子が持ってきた「危険生物」の図鑑を開くと、周りの子どもたちが自然と集まってきました。世界のアリやヘビのページに目が吸い寄せられ、顔を寄せてページをめくっていました。「このアリ、毒があるから刺されたら危険なんだ。」「世界にはこんな大きなヘビもいるんだ」と、次々に声が上がりました。一人で読むはずだった本が、いつの間にか、みんなで話し合いながら読む本に変わっていきました。

夏休みに入り、同じ時間・同じ場所で気温を測って記録する取り組みも始まりました。担当の学年が交代で計測し、「雲が多かったね」と、その日の風の様子まで書き添える子もいました。グラフの記入に迷う子がいれば、分かる子が自分から近づいて教えていました。数字が一日、また一日と積み重なっていきました。

風を追いかけて
園庭で過ごす時間には、園児との関わりの中で、風に運ばれた小さなシャボン玉が次々と流れていきました。その流れに身を預ける子、踊るように追いかける子、大きなシャボン玉が消えるまでの行く末を最後までじっと目で追う子。同じあそびでも、一人ひとりの向き合い方は違っていました。🫧
急いで答えを出すのではなく、一つのものにじっくり向き合う。図鑑を分け合い、記録を教え合い、シャボン玉の行く末を最後まで見届ける——その姿に、対象をよく見ようとする力の芽を感じます。学年の違う子と過ごす時間が、こうした学び合いを自然に生むのだと思います。
まだ夏休みは始まったばかり。暑い日が続きますね。どうぞ元気に、この夏を過ごしましょう。🌻

