
朝晩の風に秋の深まりを感じる頃となりました。木々が色づき始め、放課後の園庭にも落ち葉が舞います。🍂 宿題を終えた子どもたちは、今週も思い思いのあそびへ散っていきました。
「見てて」が飛び交う放課後
園で一番高い鉄棒の前で、1年生の子が「先生、みてて」と声をあげました。何度も前まわりに向かい、回れた瞬間には周りから嬉しそうな歓声が上がります。勢いづくと「世界まわり」「豚の丸焼き」と、知っている技を次々に披露しました。まだ少し届かない高さでも、楽しみながら鉄棒によじ登っていく姿がありました。

ハロウィンが近づいてきました。この日は、折り紙でおばけやカボチャの飾りを作ります。見本を見ながら丁寧に折り目を付け、仕上げには自分で考えた顔を書き入れて、自分だけの飾りにしていきます。🎃 「帽子を付けたいな」と、見本にはない帽子を折って加える子がいます。おばけにリボンを書き足す子もいます。見本どおりの先に、一人ひとりが自分なりのアレンジを広げていました。

別の日には、尊徳かるたを広げました。紹介すると「学校にあるよ」「おばちゃんが買ってくれて家にある」と、知っている子もいます。札の絵柄に描かれた細かな表情や、同じ学校の友達が書いた絵が出てくると、「上手だね」と顔を見合わせて感心する姿がありました。読み札の意味をまとめた一覧表を手元に置き、あそびの中で言葉の意味を確かめ合っていきます。

見せ合う姿から
見本どおりに作れても、子どもたちはそこで手を止めませんでした。もう一つ何かを足し、仕上がると「見てて」と誰かを呼びます。呼ばれた子は手を止めて、「上手だね」と目を合わせます。できることを見せ合い、相手のよいところを見つけて言葉にする——そんなやりとりが、放課後の時間に自然に生まれているように感じます。
「見てて」と呼ぶ声は、できたことを誰かと分かち合いたい気持ちの表れなのでしょうね。放課後のあそびは、その喜びに満ちています。ご家庭でも、お子さんの「見てて」の声に、どうぞ耳を傾けてみてくださいね。😊

